赤血球の増加によって血液の濃度が高くなり、血液がドロドロになってしまいます。
そうすると、動脈硬化や血栓が詰まる病気を起こしやすくなります。
☆相対的多血症
体内の水分が失われると、血液中の水分も減るので、赤血球自体の数は変化していませんが、
相対的に赤血球が増えたような状態になっています。 水分補給をすれば、特に問題はありません。
※ストレス多血症
ストレスを感じることで、交感神経が刺激されて血管が収縮します。
血管が収縮すると血圧が高くなるので、体の反応として、その圧を下げるために水分を血管外にだした結果引き起こされます。高血圧・高脂血症・高尿酸血症がある人に多くみられます。
☆絶対的多血症
何らかの原因により赤血球が実際に増えている状態です。 二次性多血症(他の病気が原因で赤血球が増加)と真性多血症(骨髄の造血細胞が異常に増殖したために赤血球が増加)の場合があります。
症状
頭痛、倦怠感、めまい
治療法
ストレス多血症の場合は、その原因となっているストレスを減らすことが大切です。
その他、十分な睡眠や休息をとること、過剰な塩分やアルコールを控えること、禁煙が必要です。