食事
食事で摂取する糖質や脂肪は、肝臓で中性脂肪に合成されます。食べすぎると中性脂肪が過剰に肝臓に溜まるため、脂肪肝の状態になります。この場合は、これ以上肝臓に脂肪がつなかいような食事、つまり、「低カロリー、低脂肪、高タンパク」の食事が基本になります。
運動
肝臓についた脂肪を取るには、有酸素運動が有効です。激しい運動は、肝臓に負担をかけてしまい逆効果です。「健康診断の直前に激しい運動をして肝機能の数値が上がる」、という
話は珍しくありません。また、一時的に呼吸を止めて行う無酸素運動も肝臓に負担をかける
だけで、脂肪を燃焼させる効果はほとんどありません。
禁煙
タバコに含まれるニコチンやタールなどの有害成分は、肝臓で分解されるため、タバコは余計な負担を肝臓に与えることになります。特に、アセトアルデヒドという物質は、肝臓を最も傷める毒性を持っている成分といわれており、 これはアルコールを分解する際にも発生するので、お酒を飲みながらの喫煙はさらに体に良くありません。 その他、タバコには血管を収縮させる作用があり、心臓や肝臓に負担をかけます。
節酒・禁酒
肝機能を保つ上での重要なポイントがこのアルコールです。アルコールは肝臓で分解されるので、飲みすぎが肝臓に負担をかけるのは一目瞭然です。処理しきれないほどのアルコールは、肝臓に脂肪を溜めさせて、肝臓が正常に働けない状態にまでおいやります。まだ肝臓が回復できる状態のときに、アルコール量を見直すことが第一優先事項です!!