糖代謝

生活改善ポイント

食事

糖尿病の基本は、食事療法です!!まずは自分の1日の必要なカロリーを知ることから始めましょう。
★そもそも適切なカロリーって??
予想より、自分に適切なカロリーが低いことに驚くのではないでしょうか? 今の日本では、普通に食べていてもカロリーオーバーになってしまう環境です。 毎日とは言いません。一日だけ、朝・昼・晩の食事のカロリーをチェックしてみることをおすすめします!  
「1日に必要なカロリー」の目安
身長
 cm
活動量 デスクワーク中心の仕事
立ち仕事や営業の仕事
農業、漁業、1日1時間程度運動をする人
建築や宅配の仕事、1日2時間程度運動をする人
  
身長に対する標準体重  kg
1日に必要な摂取カロリー  ~  kcal


1日に必要なカロリーを見てどう思いましたか?
「こんなに食べても大丈夫なんだ!」と思われる方もいれば、「えっ、たったこれだけ?」と物足りなく感じる方もいると思います。さて、では実際にはあなたはどのぐらいのカロリーを摂取しているのでしょうか?1日に食べたものを書き出してみましょう。ここで、大きな差があった方は要注意!!次の食事ポイントにも気をつけて生活してみましょう。

バランスよく食べる

毎日いろいろな食品を適正な量食べる事が大切です。
カロリーを減らすために、糖質を含む食品だけを減らすのはよくありません。 炭水化物のカットは、手っ取り早くカロリーを抑えられますが、炭水化物も大事な栄養素です。 完全にカットするのではなく、ご飯を3分の2にするなど工夫をしましょう。 また、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な野菜を積極的に食べましょう。





1日3食きちんと食べる

朝食抜きで、食事は昼と夜の1日2回という方はいませんか?
同じカロリーでも、1食だけに集中して食べると血糖値が急上昇して体に負担がかかります。 空腹の時間が長ければ長いほど、次の食事を体が過剰に取り込もうとしてしまいます。3度の食事時間が規則的になるよう意識しましょう。




甘い物・果物・アルコールは控えめに

甘い物や果物などは、血糖値が急上昇するので控えたほうがよいでしょう。 甘い物やアルコールは、脂質異常や動脈硬化の原因にもつながります。



食物繊維をとる

食物繊維は、糖分の吸収を遅らせる効果があり、血糖の上昇を緩やかにします。 特に、インスリンの出が遅い人の場合は、食物繊維を多く含む野菜を先に食べてから、 たんぱく質や炭水化物を摂取することで、血糖値の上昇とインスリンの出るタイミングを調節することが可能です。
食べる順番を変えるだけで、血糖値の上昇が抑えられるなんてお得ですよね。