節酒・禁酒
肝機能を保つ上での重要なポイントがこのアルコールです。アルコールは肝臓で分解されるので、飲みすぎが肝臓に負担をかけるのは一目瞭然です。処理しきれないほどのアルコールは、肝臓に脂肪を溜めさせて、肝臓が正常に働けない状態にまでおいやります。まだ肝臓が回復できる状態のときに、アルコール量を見直すことが第一優先事項です!!
「飲みすぎてない。程々だと思うよ。」と言っている皆さん、じゃあ1回にどのぐらい呑んでますか?
Aさん 「最初はビールをジョッキで2杯ぐらい。途中で日本酒に切り替えて1合、呑み足りない時はワインをグラスで2杯ぐらいかな。」
Bさん 「ビールはカロリーが高いし、日本酒は糖分が多いから、焼酎にしてるよ。3合ぐらいかなぁ。」
Aさんの場合、ビールをジョッキ2杯で2合+日本酒1合+ワインはグラス2杯で1合=4合
Bさんの場合、焼酎は0.6合で日本酒1合と同じなので、5合になります。
では、アルコールの適量ってどのぐらいでしょうか?
★お酒の適量
方法1:1回量を減らす
お酒を飲む機会が多い人は、1回量を意識してみましょう。
ビールや日本酒など、相手から注がれてしまうお酒ではなく、コップで運ばれてくるお酒を選んだり、比較的ゆっくり飲むワインを選ぶなど、自分のペースで飲めるお酒を選ぶことも大切です。
方法2:お酒を飲まない日を作る
習慣的な飲酒をしている人は、飲まない日を作ることで、トータルの飲酒量が確実に下がります。
「家では飲まない」「○曜日は飲まない」「休日は飲まない」など、自分なりのルールを作るとよいですね。