血圧

生活改善ポイント

食事

体重やBMI、腹囲などの異常を指摘され、太りすぎと言われた方は、まず摂取すべきエネルギーを正確に把握しましょう。
★そもそも適切なカロリーって??
予想より、自分に適切なカロリーが低いことに驚くのではないでしょうか? 今の日本では、普通に食べていてもカロリーオーバーになってしまう環境です。 毎日とは言いません。一日だけ、朝・昼・晩の食事のカロリーをチェックしてみることをおすすめします!  
「1日に必要なカロリー」の目安
身長
 cm
活動量 デスクワーク中心の仕事
立ち仕事や営業の仕事
農業、漁業、1日1時間程度運動をする人
建築や宅配の仕事、1日2時間程度運動をする人
  
身長に対する標準体重  kg
1日に必要な摂取カロリー  ~  kcal


上の計算で出た、1日に必要なカロリーを見てどう思いましたか?
「こんなに食べても大丈夫なんだ!」と思われる方もいれば、「えっ、たったこれだけ?」と物足りなく感じる方もいると思います。
でも、これだけでは本当にもっと食べてもいいのか、食べすぎなのかは分かりません。 それは、普段あなたがどのぐらいのカロリーを1日に摂取しているかが分からないからです。 では、それを知るために1日に食べたものを書き出してみることから始めましょう。
書き出した食品のカロリーを調べると1日に摂取したカロリーが分かります。 「食事のカロリーなんて分からないし、調べるのも大変だなぁ」という方は、こんなサイトで調べてみてはいかがでしょう?
★ eatsmart カロリー・チェック
どうでしたか?「こんなに食べてたんだ!!」とびっくりされた方が多いのではないでしょうか?
自分で思っている以上に、食べているものですよね。
まずは1日の摂取カロリーを、1日に必要なカロリーに近づけるために、食事の際にはカロリーを確認するようにしましょう。 では、カロリー以外に何を気にすればいいのかが気になりますよね。

よく噛んで食べましょう。

糖代謝異常の食事療法では、毎日いろいろな食品を適正な量食べる事が大切です。
エネルギー量を減らすために、糖質を含む食品だけを減らすのはよくありません。 炭水化物のカットは、手っ取り早くカロリーを抑えられますが、炭水化物も大事な栄養素です。
完全にカットするのではなく1食当たり、ごはん150gを目安にしましょう。 エネルギー量が少なく、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な野菜を積極的に食べましょう。


間食は止めましょう。

お忙しい皆さんの中に、朝食は食べないので、食事は昼と夜の1日2回、という方も多いのではないでしょうか?
同じエネルギー量の食事でも、1食だけに集中して食べると血糖の上昇が大きくなります。 空腹の時間が長ければ長いほど、次にいつ食事が出来るかわからない判断し、体が過剰にエネルギーを取り込む体質に なってしまいます。余分なエネルギーを体に取り込まないためにも、3度の食事の内容が均等になるようにしましょう。


ジュースは控えましょう。

甘いお菓子や果物などは、血糖値が急激に上がるので、控えたほうがよいでしょう。 甘いものやアルコールは、脂質異常や動脈硬化の原因にもつながります。

脂肪の取りすぎに注意しましょう!!

中高年のサラリーマンでも、昼食はラーメン・ハンバーガー・牛丼のローテーション!
という方が時にいらっしゃいますが、それぞれのメニューのカロリーと脂質はどの程度かご存知ですか?


1日に摂取すべき脂質の量は、必要エネルギー量の20~25%です。
一般男性の1日必要摂取カロリーを2000kcalとすると、脂質で摂取すべきカロリーは400~500Kkcalとなります。 脂質は1gが9kcalなので、一食あたり20g以下の180kcal以下が望ましいです。
こってり系のラーメンなんかを食べると、1日分の脂質をほぼ一回で摂取しちゃいますよ! メニューを選ぶときは、脂肪分の少ないあっさり系を選びましょう。