健康診断結果を受け取ったら・・・

  保健師, 健康管理   保健師 林

Q.
先日、健康診断結果を受け取りました。
各項目ごとに「要再検査」や「要治療」
の記載があるのですが、今後の対応はどのようにしたらよいでしょうか?

A.

医療機関により表記は若干の違いがありますが、「要再検査」「要精密検査」「要受診」を指示された場合は、まずは医療機関を受診下さい。

【解説】

健康診断は、受けただけで満足・安心される方もいらっしゃいますが、受けた後、その結果をどう活用するかに意味があります。

まずは、特に心配のないこちらの所見から。

異常なし
経過観察:今すぐに何か対応が必要なものではありませんが、気になる自覚症状等、体調に変化がおきた場合は医療機関を受診しましょう。
具体的に経過をみてほしいタイミングがある場合は、「経過観察(3ヶ月)」「経過観察(6ヶ月)」のように数字が記載されている場合がありますので、参考にしてくだい。

次に、違いについて混同しやすいのはこちら。
再検査と精密検査についてご説明しましょう。

再検査:健診時と同様の検査を、もう一度受けることを指示しています。
異常となった数値が“一時的な変動かどうか”を確認するため、健診で出た数字が正しいものかどうか、もう一度検査をして確認をとっていきます。

例)生理中の尿検査で、尿潜血と出た。⇒ 要再検査 ⇒ 再度、生理終了後に同じ検査をし、尿潜血は陰性だった。

要精密検査:健診結果について、病気の疑いがあるのか、また治療が必要かどうかを確認するために、より詳しいもう一歩踏み込んだ検査を指示しています。
健康診断では決められた検査のみを行いますが、「もっと詳しい検査をして原因を見つける必要がある」と判断した場合に要精密検査となります。

例) 便検査で潜血陽性と出た。⇒ 要精密検査 ⇒ その後大腸内視鏡検査を受け、大腸にポリープが見つかった。

さいごに、健診所見の中で最も重い判定がこちら。

要治療医師による医療措置が必要なことを示しています。

以上、大まかな所見項目について解説させていただきました。

上記は上から順に下へいくほど所見として重くなっています。
経過観察は、「まずはしばらく様子をみましょう」という意味ですが、イコール「放置してよい」というものではありませんのでご注意ください。

【結果で気になることは、医療職へ相談を】
検査や医師の診察が必要と判定された方は、まずは医療機関を受診してください。
かかりつけ医がいる場合は、自身の健診結果を持参し、直接共有いただくのがよいかと思います。
また、勤務している会社に医療職(産業医、保健師、看護師等)がいる場合は、積極的に相談・質問などされてみることもお勧めです。

「精密検査を受けるよう指示されたけど、次はどんな検査を受ければいいの?」
「要医療とあるが、何科を受診すればよいのか」

などなど。

ドクタートラストでは、保健師による健康診断後の面談(訪問)や、健康に関するお問い合わせ・ご相談をお受けする相談窓口のサービスも行っております。

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保健師 林

保健師 林

臨床経験や健診業務での経験を生かし、社員の皆様がどのような環境で働き、健康観やライフスタイルはどういったものをお持ちかなど、広い視点で関わりができるような保健師を目指しております。

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