再検査と精密検査のちがい
こんにちは、保健師の山村です。
健診結果についてよくある質問!!
「 再検査と精密検査ってどう違うんですか? 」
「 何をするんですか? 」
にお答えしたいと思います。
★まずはじめに★
そもそも健康診断とは、病気の有無をスクリーニング(ふるい分け)するためのものです。
… 一般的にあまり詳しい検査をしません(流れ作業)。
そのため、健康診断だけで「確定診断」をすることが難しいケースが少なくないのです。
★再検査とは★
⇒⇒『診断を確定するために、同一の検査を再度受けること。』
健康診断の時と同じ検査をもう一度行います。
病気なのか、それとも一時的な体調変動なのか、健康診断だけでは正しい判断が出来なかったためです。
★精密検査とは★
⇒⇒『診断を確定するために、一歩進んだ詳しい検査を受けること。』
疑わしい部分がある場合に、患部や病状に応じた特殊な検査をします。
必要な場合は、治療もしくは専門医療機関への紹介もあります。
※ちなみに※
生活習慣病につながりそうな項目については、“警告を促す”意味で「再検査」としている場合もあります。
すぐに治療が必要なわけではないけれど、経過観察というわけにもいかない。≒「要生活改善」というレベルです。
この場合の多くは、再検査をしても同じ数値が出るだけです。
生活習慣を改善してから、その成果を確認する目的で、数ヶ月後に再検査を受けるのが望ましいでしょう。
生活習慣の改善の仕方がわからない・・・、適切かどうか聞きたい・・・、という場合は、保健師に相談してくださいね。
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保健師 高橋さなえ
会社員時代に産業保健に興味をもち、保健師になりました。
自身の企業勤めの経験を活かし、皆様のお役に立てるよう、笑顔をモットーに日々奮闘中です!
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