周りの方々へ

摂食障害は病気であるということをしっかりと受け止め、病気について学び、一緒に治していこう(治療に参加していこう)という姿勢がとても大切です。

日々の対応に追われ、目の前の症状に一喜一憂することなく、長い目で治療していってください。


接し方のポイント・注意点

摂食障害は病気であることを理解した上で、無理をせずに休んだり、ストレスに対応していく工夫をしていったりする手伝いをしてあげましょう。



本人には病気だという意識がないことがほとんどです。
通院をすすめること、通院してもらうことは必要ですが、無理やり連れて行くと、逆に反発して2回目以降の通院を強く拒絶することになりかねません。
どうしでも本人が受診しないときは、まずは家族が専門家に相談に行くようにしましょう。


拒食の人が少しだけでも食べることが出来たり、過食の人が下剤を使用する回数が減るなどしたら、それは大きな成長です。
本人が努力していることを認めてあげましょう。


急いで食べさせようとしても、拒食の人はそんなに急に食べれらるようになるわけではありませんし、過食の人がぴたりと食べなくなるわけでもありません。
早く治るように協力したい気持ちも大切ですが、ゆったりした気持ちで病気に向き合うようにしましょう。