急性ストレス障害は、外傷後ストレス障害と似たような症状を起こしますが、数時間、数日から4週間以内に自然治癒する一過性の障害です。
時間の経過とともに治っていくことが多いですが、場合によっては外傷後ストレス障害へと発展してしまうことがあるため、早い段階での対応が重要です。
接し方のポイント・注意点
一緒にいて安心できる人と安心できる場所で生活できるように環境を整えましょう。
本人を物理的にも、精神的にも、孤立させないことが大切です。
原因が本人の口からは言いづらい体験であることもあります。そのときは、事情を良く知っている家族や友人が付き添ってあげてください。
早く治療することでPTSDへ移行することも防げます。
実際に体験した人とそうでない人には、どうしても超えられない壁が存在してしまいます。そんなときは、同じような体験をした人と辛い胸の内を分かち合える場所を見つけることを手伝ってあげてください。
専門家や頼りになる人に体験を聞いてもらうことも回復の手助けになります。