急性ストレス反応とは

生命を脅かすような恐ろしい出来事を体験した後、不安、過敏、緊張、落ち着きのなさ、イライラ、集中力の低下などの精神症状や、動悸、呼吸困難、めまい、首や肩のこり、震え、不眠などの身体症状が現れる一過性の障害です。
外傷後ストレス障害とよく似ていますが、ストレス体験から4週間以内に症状が始まり、2日間~4週間以内で治まるという特徴があります。
比較的新しい不安障害の1つであり、未だ不明な点が多く残っています。
ある調査では、自動車事故の被害者の15~20%が、この障害になると報告されています。