「冬脱水」ご存知ですか?

  保健師, 健康管理   保健師 林

みなさんこんにちは、保健師の林です

脱水と聞くと“夏”をイメージしやすいですよね?
しかし、今の冬も脱水はおきます!

今日は冬脱水についてご紹介します。

冬の脱水にはどんな原因がある?

ポイント:体から水分がうばわれる機会!
例えば今の時期では・・
・体が冷えることでトイレが近くなる(頻尿)。
・飲み会による飲酒機会が増える(頻尿・水分不足)
・風邪、インフルエンザ、ノロウイルスなどの感染症にかかる(発熱、おう吐、下痢)。
・気温が低い季節では喉が渇く感覚が薄れやすい(飲水不足)。
・夏よりも脱水予防の意識が低下しやすい(飲水不足)。

冬の脱水では何が心配?
要注意:血液ドロドロ!寒さによる体の緊張!
脱水によってまず血液がドロドロになります。特に冬の時期では温かい環境から屋外やトイレ、浴室などの寒い環境に移った際には、キューっと血管が収縮を起こします。血管の緊張では、心臓や脳などに負担がかかるため「心筋梗塞」や「脳梗塞」などの恐れがあります。

脱水はどうやって判断すればいい?
ポイント:喉、口、唇、尿の変化にご注意!
喉の渇き、口のねばり、唇の乾燥、尿量減少、尿の色が濃くなる、などが初期の症状として現れます。さらに脱水が進むと頭痛、吐き気、けいれんなども出現してきます。その場合は既に必要な水分が足りていないので、すぐ十分な水分を飲むようにしましょう。もし症状が改善しない場合は、受診が必要です。

一日に必要な水分量は?
ポイント:大人の体は約60%が水分を占める!
目安は1日1.5リットルです。
仕事中では1時間おきにコップ1杯程度飲むペースのイメージです。

水を飲めば脱水は防げる?
こたえ:Noです!
ポイント:失われた水分と電解質を補給する!
脱水は単に水が減るだけではありません。ナトリウムやカリウム、カルシウムなどの電解質と言うのも失われます。よく風邪の時にはポカリスエットを飲んだりしますね。成分を良く見ると、水分を失った体に吸収しやすいようにバランスが調整されています。

冬脱水の対策は?
ポイント:こまめな水分摂取!加湿された温かい環境!温度差を防ぐ!
・飲み会のシーズンですがアルコールは利尿作用があるため脱水予防にはなりません。
温かい白湯やお茶、こぶ茶やゆず茶など体に吸収しやすいお茶(塩分、糖分があるので飲み過ぎには注意しましょう)などをこまめに摂取しましょう。
・また保温は室温だけでなく湿度も関係しています。30%~40%で加湿し体外からの乾燥も予防しましょう。
・屋外、トイレ、浴室へ移動する際は、温度差がなるべく無いように温かい服装にしましょう。

脱水は冬でも起きる!是非お気を付け下さい♪

保健師 林

保健師 林

臨床経験や健診業務での経験を生かし、社員の皆様がどのような環境で働き、健康観やライフスタイルはどういったものをお持ちかなど、広い視点で関わりができるような保健師を目指しております。

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