ビタミンCで体調管理
インフルエンザやその他の風邪が流行しはじめるこの時期、積極的に摂りたいのがビタミンCです。
ビタミンCと風邪の関係
ビタミンCは、水溶性と呼ばれる、水に溶けやすいビタミンです。
人は、体内でビタミンCを作り出すことが出来ないため、食べ物として摂取する必要です。
ビタミンCが風邪予防に効果的なのは、「白血球」の働きを高める作用があるためです。
「白血球」は、体に入ってきたウイルスや細菌を真っ先に攻撃し、同時にウイルスや細菌を体外へ排出する役割を持っています。
つまり、風邪を引くかどうか、引いても軽く済むかどうかが、この白血球の働きにかかっているのです。
果物のビタミンC含有量ランキング
ビタミンCを手軽に美味しく摂るなら、果物がベストです。
1位:レモン(全果)
2位:柿
3位:キウイフルーツ
4位:いちご
5位:レモン果汁
レモンは食べにくいので、2位~4位の柿やキウイ、苺などが良いのではないでしょうか。
どのくらい食べたらいいの?
摂取量の目安は1日100mg。
柿なら1個、キウイなら2個、苺なら10粒程度です。
1回に全量を食べるよりも、2~3回に分けた方が吸収されやすいです。
喫煙者は更に多く摂取を!
喫煙をすると、せっかく摂取したビタミンCが壊されてしまうのはご存知ですか?
喫煙者は、100mgにプラスして1日に35mg程多くのビタミンCが必要です。
手軽な野菜ジュースなどを利用して、意識的にビタミンCを摂るよう努めましょう。
風邪を引く前の健康な状態から、引きはじめまで効果のあるビタミンCです。
年末にかけて仕事やイベントに穴を開けないためにも、いつもに増して意識して頂きたい栄養素です。
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保健師 中村眞弓
企業での健康相談や産業保健の経験を生かし、「じっくり聴く・しっかり考える」保健師を目指しています。
社員の皆様・人事の皆様と一緒になって企業の健康を支えていけるよう頑張ります。
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