女性に多い貧血の原因

  保健師, 病気・症状   保健師 中村

「貧血」というと、どんなことを思い浮かべますか?
色が白くて顔色の青白い人が、フラフラして急にしゃがみこんでしまう・・・。
そんなイメージでしょうか。
実は、「貧血」が原因でそのような症状が出るのは、
急激に症状が進んだ場合か、重症の場合。
ほとんどの場合は、症状に気付かず、徐々に貧血が進んでいます。
(ビックリするくらい数値が低くても、気付かずに生活している方もいらっしゃいます!)
では、症状で気付けない場合、貧血かどうかはどうやってわかるのでしょう?

貧血かどうかは、毎年受けている定期健診で調べることが出来ます。
血液検査の中の、「血色素(ヘモグロビン)」という項目です。
この数値が男性なら13.0 女性なら12.0より低いと貧血ということ
になります。

貧血の原因は?
貧血の原因は様々ですが、多いものとしては『鉄欠乏性貧血』があります。
私達は、体内で鉄を作ることが出来ません。
そのため、食べ物から鉄分を摂取して、それでも足りない分は「貯蔵鉄」という
体の中の『鉄貯金』から少しずつ鉄を引き出して使います。
その『鉄貯金』が残高不足になってしまうと、いよいよ貧血ということになります。


度の貧血を放置すると、長い時間をかけて心臓に負担がかかってしまいます。
貧血になると以下の症状が現れます。

鉄分を含む飲み薬で治療をします。
しかし、人によっては吐き気や胃もたれなどの副作用が出てしまったり、
自覚症状がないことから、1,2ヶ月鉄剤を飲んで治療を終えてしまう方も多いようです。
『鉄貯金』=「貯蔵鉄」が蓄えられるには、最低でも3ヶ月はかかります。
3ヶ月は薬を飲み続け、改善しているかどうか医師の診察を受けることがとても大切です。 

保健師 中村

保健師 中村

企業での健康相談や産業保健の経験を生かし、「じっくり聴く・しっかり考える」保健師を目指しています。 社員の皆様・人事の皆様と一緒になって企業の健康を支えていけるよう頑張ります。

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