強迫性障害の方は、一見病気に見えないことがほとんどです。
周りの人にとっては「何をそんなつまらないことにこだわっているんだ」などと言いたくなることがあるかもしれませんが、やめたいと思いながらもやめられずにいることが特徴ですので、その辛さを理解することがキーポイントとなります。
接し方のポイント・注意点
外見や話の内容が特に変わっていたり、奇妙であったりすることが少ないため、一見病気に見えないことがほとんどです。
本人は周りが思っている以上に、強迫観念や強迫行為に苦しんでいることをわかってあげてください。
強迫観念や強迫行為は、やめたいと思いながらも「自分の意思に反して」やめられずにいるということを理解してあげてください。
不安を解消するために強迫行為を行ってしまっているので、無理やりやめさせるようなことはせず、可能な限り見守ってあげることが大切です。
強迫行為が少しでも減ったら、それを見過ごさずに評価することで、できるようになることをイメージさせてあげましょう。