最初の症状は身体症状と共に強い恐怖や不安感を伴う「パニック発作」です。
発作自体は、多くの場合20分~1時間以内で収まりますが、発作を繰り返すうちに、また発作を起こしたらどうしようという発作自体に対する「予期不安」が生まれます。
予期不安は、逃げ場のないような場所での発作や、その状況を大勢の人に見られることの恥ずかしさといった不安や恐怖を生み、次第に人込みや過去に発作を経験した場所を避ける「広場恐怖(外出恐怖)」となります。
これが酷くなると、付き添いなしでは外出できなくなったり、ほとんど家に引きこもってしまうような場合もあります。
この「パニック発作」、「予期不安」、「広場恐怖」はパニック障害の3大症状といわれる特徴的な症状であり、悪化すると人前に出ることを嫌って家に閉じこもるようになり、正常な社会生活が維持できなくなってしまいます。
また、うつ病を併発することも稀ではありません。
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