トップページ(健診結果の見方)精神疾患名と症状全般性不安障害: 周りの方々へ

全般性不安障害

周りの方々へ

全般性不安障害の人は、周囲からは単なる心配症に見えることがあります。
そのため、初めのうちは本人の訴えを聞くことができても、徐々に真剣に聞いてあげることが辛くなるかもしれません。
しかし、治療には家族や職場の人達の協力は欠かせないものですので、病気の症状だと理解して支えてあげてください。


接し方のポイント・注意点

病気でない人からするとナンセンスに感じられるような不安や心配を訴えることが多くありますが、本人にとっては耐え難いほど辛く、重要なことなのです。
過剰なほど深刻に考えてしまうのは病気の症状だとわかってあげてください。


不安となる対人関係や状況がはっきりとわかっている場合には、環境を変えて、不安になる要素を取り除いたり、できるだけ遠ざけてあげましょう。


本人の訴えをじっくりと聴くことはなかなか難しいかもしれませんが、不安や心配に伴って心や身体にも不調が長く続いていることを理解して、温かい気持ちで支えてあげてください。
不安や心配を聞いてあげ、理解を示してあげることが、大きな安心をもたらします。