症状は?

基本的には抑うつ状態の症状は従来型のうつ病と共通している部分が多いですが、いくつかの点で従来型とは真逆の傾向があります。


一般的によく取り上げられるのが、この中でも仕事中だけうつになり、帰宅後や休日は普段通り活発に活動したり、何かあると自分を責めるのではなく、身近な人間や会社に対して攻撃的な態度をとり、休職をしても会社や同僚にかける迷惑をあまり感じないといったものです。

また、何をしていても楽しくないというわけではなく、自分にとってストレス的な環境では抑うつ状態になりますが、自分が楽しいと感じることに対しては素直に楽しいと感じることができ、出来事に反応して気分が変わる「気分の反応性」が特徴的です。

端から見ると自己中心的としか思えない行動が目立つため、一見するとやる必要のあること(仕事)から逃れたいために、自主的にうつ状態を作り出しているズルい人間のように見えてしまいがちで、会社や家庭の中で周囲が対応に困る存在になっているケースも多く見受けられますが、症状の出現によって、悩み苦しんでいる方たちがいるのもまた事実です。