トップページ(健診結果の見方)精神疾患名と症状新しいタイプのうつ病: どんな病気?

どんな病気?

新しいタイプのうつ病(非定型うつ病・ディスチミア親和型うつ病・逃避型うつ病・未熟型うつ病など)は、2007年頃から20~30代の若い世代に急増した疾患で、マスコミなどが大きく取り上げたことから認知度も高くなっています。現代型うつ病や、新型うつ病と言われることもあります。

現在の米国精神医学会診断基準(DSM-Ⅳ)では、「非定型うつ病」がもっとも近い症状の病名です。


概要

新しいタイプのうつ病の特徴は、日常生活や仕事・対人関係がうまくいかず「自分を責める」従来型と違い、不調の原因を「周囲の環境や他人のせいにする」傾向が強く、特に職場で物事がうまくいかない場合「会社が悪い」「上司が悪い」等の言葉が口癖のようになるようです。

言い換えれば、「仕事中だけうつになり、会社の外では元気」というものです。