メタボの怖いお話

  健康管理, 保健師  

今回はメタボリックシンドロームのお話です。
メタボリックシンドロームの対策には、食生活の改善と、適度な運動が必要です!
‥とはどこでも言われていますよね。
「そんなことはわかっているけど、めんどくさくてできない‥」
という方が多いと思います。
具体的な方法はいろいろありますが、ダイエットを続けるには強い意志が必要です。
なので、私からは、痩せなきゃ!という気持ちになるような怖~いお話をしたいと思います。

下の図をご覧ください。

この図は、54歳で心筋梗塞を発症した人の病歴をあらわした図です。
(出典:よくわかる栄養学の基本としくみ)
この図をみると、54歳で心筋梗塞を発症する前から、いくつかの前触れがあったことがわかりますよね。
40歳で肥満、46歳では高脂血症や高血糖がみられ、典型的なメタボリックシンドロームといえます。
50歳になると、心電図に異常がみられ、最後には心筋梗塞を発症してしまいました。
もっと早く対処をしていれば、この患者さんは心筋梗塞にはならなかったのかもしれません。
みなさん、自分の年齢と健康状態とを照らし合わせて考えてください。
40代でメタボリックシンドロームの方は、今自覚症状がないからといって放っておくと、
50代、60代で命にかかわるような疾患(心筋梗塞や脳梗塞)にかかってしまうかもしれません。
50代というとまだまだ働き盛りの年代です。50歳になっても、60歳になっても元気に仕事をしたい!

と考えている方は今すぐにメタボ対策を始めることをオススメします!


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保健師 林晴香

保健師 林晴香

臨床経験や健診業務での経験を生かし、社員の皆様がどのような環境で働き、健康観やライフスタイルはどういったものをお持ちかなど、広い視点で関わりができるような保健師を目指しております。

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