少食長寿
2月18日に『第3回全国生活習慣病予防月間講演会』が開催されました。
今年のテーマは、「生活習慣病を防ぐ“少食”のすすめ」、全国から募集したスローガンの最優秀賞は「少食で 延びる寿命 減る脂肪」となりました。
低カロリー食と老化の速度には大きな関係があり、低カロリー食で寿命が延び、より健康的に生きられることが、米ウィスコンシン大学の実験で確認されています。
エネルギー制限の基本は「“省エネモード”で体を運転させ、老化や加齢性疾患の発生を抑制させる」という考えかたです。
聖路加国際病院の日野原重明先生は、100歳を超えても現役医師として活躍されていることが有名ですが、1週間に魚は5回、肉は2回で、1日に1300kcalという食生活をおくられているそうです。
一般的な高齢者の1日の接種エネルギー量は1700~1800kcalであるのに対して、1300kcalに抑えており、日野原先生は「私の基礎代謝量は1200kcal。私は1日100kcalで仕事をして動いています」と話されています。腹八分目という言葉は、よく耳にしますが、日野原先生いわく「腹七分目」とのこと。
食事が高カロリー化している現代では、腹八分目でもエネルギーの取り過ぎになってしまうのかもしれませんね。
高カロリー食で、内臓脂肪が溜まりすぎると、脂質異常症、糖尿病、高血圧などの生活習慣病が発症しやすくなります。そして、生活習慣病が重複するほど、動脈硬化が進みやすく、心筋梗塞や脳卒中などの、脳血管障害を発症する危険性が高くなります。
エネルギーの摂りすぎに注意し、生活習慣の改善に取り組むことが大切です。
健康標語の『 一無 ・ ニ少 ・ 三多 』という言葉をご存知ですか?
何が無く、何が少なく、何が多いのでしょう?
答えは、こちらをご覧下さい。
http://www.seikatsusyukanbyo.com/main/yobou/02.php
『 一無 ・ ニ少 ・ 三多 』を意識して、健康長寿を目指しましょう!
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